Share

#004. モチベーション低下とエネルギー低下は違う

おはようございます。Shinchiです。

このチャンネルでは、日比谷のIT企業でPdMとして働く私のエンジニアやマネージャとしての日々の雑感やふりかえりをお送りします。

どうぞ何かしながら、ゆるりとお聞きください。

今日は12月の4日、月曜日です。

毎日、寒いですね。ここ数日でぐっと冷え込んだ気がします。この週末は、基本的には家の中で飼っている犬二匹と妻と布団にくるまって寝ている時間が多かったです。冬眠的な感じでしょうか。

さて、今日は「モチベーション低下とエネルギー低下は違う」というお話をしたいと思います。

何にもやる気が起きない日ってありますよね。その逆で、やる気に満ち満ちて早く取り組みたい!っていう日もありますよね。一般に、モチベーションが低いとか高いとか言いますけれども、基本的に私は行動はモチベーションに依存しない方がいいと考えています。

というのは、モチベーションに依拠していると次の3つの問題が生じるからです。

1. 行動が安定しない

2. いつまで経っても行動しない

3. 行動することでモチベーションが出てくるという仕組みに反する

特に最後が重要で、多くの方が誤解されているポイントでもあります。人はモチベーションがあるから行動できるのではなく、行動するからモチベーションが湧いてくる。基本的にはこういう構造になっています。乗り気のしない仕事でも「5分でいいから」と思って着手してみると、そのままノって一時間ぐらい取り組んでいたという経験がある方は多いかと思いますが、そういうことです。

しかし、このあってもなくてもいいモチベーションとエネルギーとは違います。表面に出てくる症状が「行動できない」と似ているので、ごっちゃになりがちですが、全く違います。モチベーションはなくてもいいですけど、エネルギーはなくてはなりません。なかったら絶対に動けませんし、無理に動いたら壊れます。モチベーションとエネルギーは独立したパラメータなので、モチベーションが高いのにエネルギーがなくて動けないという状況もあります。

このモチベーション低下とエネルギー低下の区別がつかないと本当に危険です。そもそも違うものという認識がなかったりします。モチベーション低下は精神が行動を嫌がりますが、エネルギー低下は身体が行動を拒絶します。もちろん、精神にもエネルギー低下は影響を及ぼすので、症状としてモチベーションの低下も起こすことがあります。ですので、なお一層この二つを区別するのは難しかったりします。

区別しやすいのは、いつも行っていること、習慣になっていることができない、という状態。これは完全にエネルギー切れです。例えば、私の場合、日記を毎日書いていますが、エネルギーが切れるとこれができなくなります。そのため、何らかの習慣を持っていると区別がつきやすいというメリットがあります。

エネルギーは休息して充填するしかありません。ただ、ここでも難しいのは人によってエネルギーを充填する方法が違うということです。とにかく安静に、というのが一番の人もいれば、趣味の活動に精を出すことがマッチする人もいます。

このようにエネルギー切れは発生すると色々と厄介なので、基本的には日々、自分を労わることを忘れないようにしてメンテナンスすることが大切です。車でガス欠になってしまうと大変なので、こまめに給油するイメージと一緒です。無理せず、ゆるゆるといきましょう。

それでは、今日もいってらっしゃい。

Share